富良野小学校作業過程

 

7月の作業


2001年7月4日


クレーンで鉄筋などの材料をスラブの上に吊り上げています。

スラブとは土に接しない床のことを言います。

ようはこの場合、2階の床のことですね。



こちらが正面玄関になります。

右にあるのはこの正面の柱と柱に受け渡す梁の型枠です。

2001年7月7日


一階の壁の型枠がほぼ完成しました。

あとはパイプサポート(通称「さっぽ」)と呼ばれる棒で型枠を固定します。


型枠を組み立てて、正面玄関もようやく形が分かってきました。



上の方も着々と作業は進められています。

型枠を組んでから、今は梁の鉄筋を組み立てているところです。

床に見える小さな突起物はインサートと言って、天井の下地を組む時に、これに止め付けます。

鉄筋も近くで見るとかなりの太さなのが分かりますね。

2001年7月12日

  2F床と1F壁のコンクリートを打設しました。



写真では見えにくいですが、コンクリートを流した後から

左官屋さんがコンクリートを平らに仕上げていきます。


ポンプ車と呼ばれるこの車でコンクリートを上まで運んでいきます。

2001年7月16日

 


コンクリート打設後、型枠の解体作業をしています。

型枠は決められた日数取り付けたままにしていなくてはならず

その日数は場所と平均気温によって異なります。

今回は壁の型枠を取り外していますが、まだ2Fスラブ・梁の型枠は取り外すことが出来ません。

平均気温15℃以上の場合

壁は3日、スラブは17日、梁の場合は28日間養生期間が必要になります。

 2001年7月28日


校門左側は2階壁・スラブの型枠を組み上がりました。



上の様に丸い柱には丸い形の鉄筋を組み、円い筒を型枠にします。


上は屋上になる部分の型枠です。へこんだ部分に梁の鉄筋を作り

スラブの鉄筋を組みます。